げんをかつぐ

Last-modified: 2006-03-23 (木) 23:52:09 (6607d)

【げんをかつぐ】

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解説

  • 「げんをかつぐ」とか「げんが悪い」と言う言葉があります。
    この言葉に使用される「げん」とはもともと「縁起/えんぎ」だったのですが、それが江戸時代に流行った逆さ言葉(倒語)で「ぎえん」と言われるようになって、それが徐々に「げん」へ変化していったものです。

  • 「ぎえん」と言う言葉が文献に出てくる物では、1708年近松門左衛門?が書いた浄瑠璃?『淀鯉出世滝徳:よどごいしゅっせのたきのぼり』の中に「ぎえん直しに酒にせう」と書かれています。

  • 1722年の紀海音の浄瑠璃『心中二つ腹帯』にも「とてもかくても死に神に、引かるる縁(えにし)は辻占の、時のぎえんもなきものと」と書かれています。

関連項目

更新履歴

  • 2000.00.00

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