新潟県民エフエム放送 の変更点


 [[アナウンサー(信越地方)]]
 
 >新潟県民エフエム放送&color(#F00){(廃局)};~
 通称:FM PORT(愛称:PORT)~
 所在地:新潟県新潟市中央区万代2丁目1-1~
 コールサイン:JOWV-FM~
 開局日:2000年12月20日~
 ''廃局日:2020年6月30日''~
 周波数:(詳細は周波数・出力の項目参照)~
 新潟 79.0MHz/1kW~
 *周波数・出力(廃局済み) [#f7fdba44]
 |局所名|周波数|出力|
 |新潟|79.0MHz|1kW|
 |上越|83.2MHz|30W|
 |魚沼|87.9MHz|500W|
 尚、本項目では便宜上、同社の正式な局名称であった堀之内大和中継局を魚沼中継局と呼称する。~
 -本項目では便宜上、同社の正式な局名称であった堀之内大和中継局を魚沼中継局と呼称する。~
 -FM PORTの上越中継局は、通常のFM放送とは異なり、高田デジタルテレビ中継局(旧高田UHFテレビ中継局)に併設されていた。FM PORTの廃局後は、中継局の設備が[[BSNラジオ>新潟放送]]のFM補完中継局に再利用されている。
 *その他 [#wb3e1a48]
 **区域外受信 [#t7a0ed53]
 -全国的に(特に日本海側で)珍しい独立系のFM放送局である為、県外でも受信しているリスナーがいた。~
 --特記がない限り、新潟本局について記述している。新潟本局は、地形的に電波が日本海沿岸に飛びやすい。尚、富山県や石川県ではFM新潟糸魚川中継局が混信する可能性があった。
 ***秋田県 [#e7a3aed4]
 -男鹿半島以南の沿岸部で受信出来た。
 ***山形県 [#h55722dd]
 -庄内地方の鶴岡市、酒田市など、沿岸部を中心に受信出来た。
 ***富山県 [#pa601f0f]
 -呉西の富山市から雨晴海岸沿いの高岡市・氷見市にかけての地域で電波が届いている場合があった。
 ***石川県 [#z8adcb8e]
 -能登半島東部で海越えの電波を受信出来る地域が存在した。
 **備考 [#y18f2d92]
 ***新潟県第二の民放FM局 [#d1c5ed08]
 -全国的にも珍しく、新潟県は都道府県域の民放FM局が2局ある地域であった。しかし、新潟県の経済規模的な問題もあり、人口が多く政令指定都市を有する新潟県であっても、民放FM局が複数存在していたという事実は県の財界にとって荷が重かった。~
 更に新潟県内の民放で最後発局であり、中継局数が少ないこともあってリスナーが限定されることから、スポンサー不足に起因する債務超過に陥った。~
 また、新潟県は各地にコミュニティFMが多い。FM PORTも独立局として地域に密着した番組を数多く放送していたが、同様に地域に密着した番組を編成するコミュニティFMが同社の開局時点で県内に8局も存在していた。~
 現在は更にコミュニティFM局が増加し、12局も存在する。また、同社とは異なり、各地のコミュニティFMは定期的に中継局を増設するなど、難聴取対策にも力を入れる放送局が多かった。~
 それが仇となり、同社は開局20周年を目前にして廃局の決断を迫られることになった。~
 都道府県域の民放FM局が複数ある都道府県は、現時点(2020年12月)では北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の5都道府県のみである。
 ***未設置の中継局に関して [#qd3d8d59]
 -FM PORTは、2000年代になってから開局した放送局で、時代背景的には不況下にあり、新潟県も例外ではなかった。その為、金銭面の事情から、中継局の増設が難しく、必要最小限の中継局に留められていた。したがって、新潟県全域を十分カバーしているとは言い難い状況であった。更に、FM PORTの魚沼中継局は出力が抑えられ、指向性があり、上越中継局は送信アンテナの利得も小さい為、これらの中継局の受信エリアでは電波の死角が生まれていた。その為、FM新潟が同じ中継局を受信出来てもFM PORTは受信が難しい事も珍しくなかった。また、[[FM新潟>エフエムラジオ新潟]]が中継局を設置している中継局もFM PORTは設置されていない地域が多かった。
 ***未整備の中継局がある地域(FM新潟は整備済み) [#c646919f]
 -糸魚川市:新潟本局を受信していた。~
 (指向性の関係上、上越局は受信が難しかった。また、糸魚川市周辺ではFM新潟が79.2MHzで送信されている為、電界強度や受信機の選択度次第では、FM PORTの音声が潰される場合もあった。)~
 -津南町:魚沼中継局または新潟本局を受信していた。
 -阿賀町:新潟本局を受信していた。
 -湯沢町:魚沼中継局を受信していた。
 -上越市安塚:上越中継局を受信していた。
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