新潟放送 のバックアップ(No.22)


アナウンサー(信越地方)

新潟放送
所在地:新潟県新潟市中央区川岸町3丁目18
略称:BSN
HP: http://www.ohbsn.com/
コールサイン
(テレビ)
デジタル放送 JODR-DTV
アナログ放送 JODR-TV
(ラジオ) 新潟 JODR
周波数・チャンネル:(詳細は周波数・出力の項目を参照)
(デジタルテレビ) リモコンID:6
[新潟] 17ch 497.142857MHz/3kW
[上越] 18ch 503.142857MHz/10W
(アナログテレビ)
[新潟] 5ch 179MHz/映像 5kW・音声 1.25kW
[上越] 10ch 207MHz/映像 75W・音声 18W
(ラジオ)
新潟AM 1116kHz/5kW
上越AM 1530kHz/1kW
新潟FM 92.7MHz/1kW
上越FM 94.8MHz/30W

周波数・出力

テレビ

ラジオ

AM放送

局所名呼出符号周波数出力局所名周波数出力
新潟JODR1116kHz5kW十日町1062kHz100W
上越JODO1530kHz1kW糸魚川1530kHz100W
長岡JODE1062kHz100W柏崎1062kHz100W
小出(中継局)1026kHz100W塩沢1485kHz100W
  • 長岡放送局は、NHKは置局していない。NHKラジオ(第一・第二)は、赤塚放送所の出力が10kWなので、下越・中越エリアを広くカバー出来る。一方、BSNラジオの新潟本局は、出力が5kWで、下越エリアのみしか十分にカバーできない為、新潟本局ではカバーしきれない地域(主に長岡市、見附市、小千谷市とその近辺)を補うと共に、中越地区に本社を置く企業や、中越地区を対象としたCMを放送する事で、中越地区に密着した放送をする意味合いを兼ねている。このような立ち位置の中継局は、他にはHBCラジオ苫小牧ラジオ中継局が相当する(札幌局は新潟局、室蘭局は上越局に相当する)。上越放送局も長岡放送局と同様に上越エリア独自のCMが存在する。
    逆に、NHK新潟放送局が置局している津南ラジオ中継局は、新潟放送は置局していない。尚、現在中継局が廃局となっている川口地域では長岡放送局やBSN新潟FM補完中継局を、津南町地域では上越送信所や十日町中継局、新潟本局をそれぞれ受信している。尚、長岡・柏崎・十日町の各中継局は全て周波数が1062kHzとなっている。このため、小千谷市の一部地域ではこれらの中継局による混信が発生している。
  • 上越中継局と糸魚川中継局は同一周波数放送であるため、両局の電界強度がほぼ同じになる地点(能生地区など)では電波の干渉が発生し、受信音声が聞き取りにくくなる場合がある。現時点では糸魚川地区のFM補完中継局の開局予定はまだないため、この問題は未だに解消される見込みがない。
  • 小出中継局は、周波数が1026kHzである。これは、日本国内の民放の周波数では唯一である(新潟県外ではNHKのラジオ第一放送の周波数として使用されている)。また、小出局は中継局の為、コールサインは割り当てられていない。

FM補完中継局

局所名周波数出力
新潟FM92.7MHz1kW
上越FM94.8MHz30W
大和FM94.8MHz100W
  • 新潟局は2015年7月15日予備免許取得、2015年10月20日試験放送開始。本放送は2015年11月1日に開始した。
    NHK-FM、FRNの新潟本局と同様に、弥彦山山頂に送信所を設置している為、約68万世帯(新潟県の全世帯の80%程度)をカバーできる。AMラジオの新潟本局がカバー出来ない中越地区の一部(長岡市の周辺)もカバーしている。
  • 上越局は2020年12月に開局。通常のFM放送とは異なり、高田デジタルテレビ中継局に併設されている。上越中継局のカバー世帯数は新潟県内の全世帯の約9%に当たる7万3千世帯となる。
    FM PORTが廃局する以前、FM PORTの中継局が高田デジタルテレビ中継局に併設されていたが、BSNはFM PORTの設備を再利用せず(FM PORTの高田中継局は本来TeNYの所有物であるため)に、地デジ化で不要となっていたUHFアナログ放送用の鉄塔にFM用の送信アンテナを設置してFM補完中継局を開局した。 送信設備及びERPはおおよそFM PORTに準じた形となったため、既存の県域FM局よりも放送エリアは小さめである(ERP自体はFM PORTよりも更に低い)が、直江津地区も正式にカバーしており、直江津地区では県域FM局より受信状態が良好である。その一方で、ERPが低いため中継局から距離のある妙高市では県域FM局と比較して受信状態にかなりの差が生まれている。特に建物の中などでは県域FM局は問題なく聴取できていてもBSNのFM補完放送は雑音が目立ち、従来のAM放送を受信した方が良い場合も多い。
    尚、BSNはアナログ放送当時、上越市内に自社のアナログ中継局用のテレビ鉄塔を独自に所有していたが、アナログ放送の終了後に解体されたため、利用することができなかった。ちなみに、BSNのアナログテレビ中継局があった場所で現在も送信を継続している県域FM局の中継局は主に高田地区をカバーする中継局である(但し実質的に直江津地区も多少カバーするため、アンテナが大規模であることからERPは高めである)が、ここにFM補完中継局を併設すると指向性の影響で直江津地区を十分にカバーできず、またFM補完中継局はあくまでもAM放送の補完であるため、県域局並みにERPを高くすると本末転倒となってしまう。それらの観点を考慮すれば、BSNがアナログ放送用の鉄塔を解体したことは決して誤算ではなく、むしろ先見の明があったといえよう。仮にアナログ鉄塔にFM補完中継局を設置したとしても、BSNのアナログ放送はハイチャンネル帯(上越は10ch)であるため送信アンテナはそのまま利用できず、交換が必要である。NHKテレビはローチャンネル帯(総合1ch、教育3ch)であったため鉄塔に取り付けられていた送信アンテナはテレビとFMで共用していたが、こちらはアナログ放送終了後の設備更新の際に送信アンテナをFM放送用のものに交換している。
  • 大和局は2022年2月8日に予備免許を取得し、年内に開局予定となっている。カバー世帯数は5万5千世帯余で、新潟県内の全世帯数の約7%である。これにより、新潟本局・上越中継局(計75万世帯)と合わせて約80万世帯(県内の全世帯数の96%程度。放送エリアの重複は無視しているが、高感度ラジオの使用で受信できる世帯数はおよそこの程度であると思われる。新潟放送が想定する実質的な世帯数は県内の90%程度と推測される)でBSNのFM補完放送を受信できるようになる予定である。上越中継局とは異なり、大和中継局はかつて中継局を設置していたFM PORTの設備を再利用する予定である。出力は100Wで、FM PORTの1/5、現在送信されている県域FMの1/10と低めに設定されているため、受信エリアは限定されると予想される。また、使用予定の周波数は94.8MHzとなっており上越中継局と同一であるため、米山付近の地域では混信の発生が予想される。

かつて存在した中継局

BSN川口1485kHz100W
  • この中継局は、2004年の中越地震の際に難聴取対策を目的として長岡市川口町に短期間設置された臨時中継局である。

その他

災害時の報道の実績

民放AMと民放FMの中継局の相違

  • BSNラジオもFM新潟も、中継局は同数設置している。しかしながら、同じ地域に設置しているのは半数で、新潟・上越(高田)・魚沼(小出)・糸魚川のみである。これは、AMラジオとFMラジオの周波数の帯域の違いに基いて発生する。詳しくは該当項を参照して欲しい。
  • AMラジオとFMラジオで対応が異なる民放の中継局
  • AM…長岡・柏崎・十日町・塩沢
  • FM…阿賀・安塚・津南・湯沢
  • 受信対応局
  • 阿賀…新潟局
  • 安塚…上越局
  • 津南(BSN)…上越局、十日町局または新潟局、大和FM中継局
  • 湯沢…新潟局または塩沢局

区域外受信

富山県北東部、石川県の能登地方で上越放送局(1530kHz)が受信できる場合がある。AM新潟本局(1116kHz)は山形県や秋田県の沿岸部、福島県会津、富山県氷見市で受信出来る以外は、石川県のMROラジオのAM(金沢・七尾・輪島1107kHz)の混信が発生する。また、場所によっては石川県内でもMROラジオの受信が困難になる原因になる。

夜間は、外国波や南海放送(愛媛全域1116kHz),CRT栃木放送宇都宮本局(1530kHz)などの混信がある為、区域外での実用上の受信は困難を極める。

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