Last-modified: Sun, 19 Feb 2017 12:51:04 JST (2617d)

こ【国府利征】(a.k.a 国府輝幸) TOSHIYUKI KOKUBU こくぶ・としゆき
（ PIANIST / KEYBOARDSIT / COMPOSER / PRODUCER ）
誕生日：1957(昭和32)年10月05日
出身地：大阪府豊中市　　
血液型：O 型　　
本　名：國府利征　　
学　歴：国府輝明個人音楽学校（卒業）
所　属：WINDS OF ASIA PROJECT（ウィンズ・オブ・エイジア）主宰
所　属：THE・SUPER 3
備　考：SOOO BAAD REVUE（ソーバッドレビュー）
リンク：mixi 公式 “TOSHIYUKI KOKUBU“ 国府利征 Page
リンク：THE SUPER 3 公式 Facebook Page
リンク：WINDS OF ASIA Project 公式 Facebook Page
ブログ：公認 blog
ブログ：koku blog (現在更新不可)
動　画：THE SUPER ３
動　画：WINDS OF ASIA project

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───1973(昭和48)年（15〜16歳）──────── †

• 1973年暮れ：プロデビュー（貧°苦巣｜All Up From Here 風噂聞書）

───1974(昭和49)年（16〜17歳）──────── †

• 日本を代表するブルース ハープの第一人者 WEEPING HARP 妹尾のバンド WEEPING HARP 妹尾 & HIS ROLLER COASTER に加入

───1975(昭和50)年（17〜18歳）──────── †

• 1975年：SOOO BAAD REVUE の前身に当たる 山岸潤史 SUPER GROUP 結成。 *1
• 1975年12月：『SOOO BAAD REVUE』 結成 *2
• 1975年：久保田麻琴 THE SUNSETS・GANG 『HAWAII CHAMPROO』 Release
  *3 （ Produce by 細野晴臣 & 久保田麻琴 ) 海外での初レコーディングとなる。
• ☆ アルバム HAWAII CHAMPROOより
• 『ハイサイおじさん』(YouTube)
• 『上海帰り』(YouTube)

───1976(昭和51)年（18〜19歳）──────── †

• WEEPING HARP 妹尾『MESSIN' AROUND』Release *4

• 1976年08月25日：1st ALBUM『SOOO BAAD REVUE』Release アメリカ L.Aで録音。 *5
• 1976年11月：SOOO BAAD REVUE 解散。
• ☆１st ALBUM より
• �　�ソウル地下鉄』(YouTube) ( Composed By T . Kokubu )
• �◆�銀太郎』(YouTube)
• ��『真夜中の歌姫』(YouTube)
• �ぁ�おおきにブルース』(YouTube)
• �ァ�青洟小僧』(YouTube)
• �Α�お母ちゃん俺もう出かけるで』(YouTubu) *6 　　　　　　　　　　　　　　　　

───1977(昭和52)年（19〜20歳）──────── †

• 1977年：LIVE ALBUM『SOOO BAAD REVUE LIVE !』Release

• 1977年：『SUPER SESSION BAND』結成。*7

• ジョニー吉長：1st SOLO ALBUM『JOHNNY』Release
• ☆ ジョニー吉長『過ぎゆく時に』(YouTube)
• PANTA：2nd SOLO『走れ熱いなら 』release
• ☆ PANTA：走れ熱いなら『 人間もどき 』(YouTube))
• 『GUITAR WORK SHOP VOL.1』release *8
• BAKER's SHOP（ﾍﾞｰｶｰｽﾞ・ｼｮｯﾌﾟ）結成。 *9
• ☆ 大神留利子：１st SOLO "TYFHOON LADY"から『ふわりふわふわ』(YouTube)

───1978(昭和53)年（20〜21歳）──────── †

───1979(昭和54)年（21〜22歳）──────── †

• 山岸潤史 1st SORO ALBUM 『REALLY』Release *10
• Really？！- ほんまか / 山岸潤史
• 久保田麻琴 THE SUNSETS GANG のラスト・アルバム：『SECOND LINE 』Release *11 *12 *13
• ☆題名の無い音楽館
  
• ☆ アルバムSECOND LINEから『Mama Liza's Cafe』(YouTube)
• ☆ 桑名晴子：２nd SOLOから『蒼い風) (YouTube) ( Sound Produced By T . Kokubu )

───1980(昭和55)年（22〜23歳）──────── †

• 1980年：石田長生率いるTHE VOICE & RHYTHM 結成。
• 1980年：THE VOICE & RHYTHM：1st ALBUM 『ボイスればリズムる ! 』Release *14
• ☆１st アルバムボイスればリズムる ! から
• �　�ITEMAE MUSIC』(YouTube)
• �◆�THE VOICE & RHYTHM』(YouTube)
• ��『LU LA LU』(YouTube)
• �ぁ�ICE BOX BABY』(YouTube)
• �ァ�GENERATION DANCE』(YouTube)
• �Α�BOOGIE MAMA』(YouTube)
• �А�HAPPY GHETTO SONG』(YouTube)

───1981(昭和56)年（23〜24歳）──────── †

───1982(昭和57)年（24〜25歳）──────── †

───1983(昭和58)年（25〜26歳）──────── †

───1984(昭和59)年（26〜27歳）──────── †

• ジャマイカが誇る世界最強の人気リズム セクション SLY & ROBBIEと共に、上田正樹の JAPAN TOURに*15参加。
• 『上田正樹 LIVE！・PRIVATE FILE』Release ! 。
• ☆上田正樹 LIVE !・PRIVATE FILE から
• �　�TAKAKO』(YouTube)
• �◆�東京EXPRESS』(YouTube)
• ��『渚でJAVA』(YouTube)
• �ぁ�SWEET CUEPIT』(YouTube)
• �ァ�POWER IN YOUR LOVIN'』(YouTube)
• �Α�悲しい色やね 』(YouTube)

───1985(昭和60)年（27〜28歳）──────── †

• 『MASAKI UEDA (上田正樹) BAND』に参加。 *16

───1986(昭和61)年（28〜29歳）──────── †

• 中川勝彦 MAJI-MAGICにCHARと共に参加。
• 1986年12月14日：MAJI-MAGICの貴重な唯一のLIVE映像 ! 。
• ☆『OVER SEX』(YouTube)
• ☆『LOVE TEACHER from シンデレラ』(YouTube)

───1987(昭和62)年（29〜30歳）──────── †

• 中川勝彦：CHARプロデュースによる５th ALBUM 中川勝彦 MAJI-MAGIC Relrase

───1988(昭和63)年（30〜31歳）──────── †

───1989(昭和64〜平成元)年（31〜32歳）──── †

• T.K CONNECTION 東京都内ライブハウス等でLIVEを行う。*17

───1990(平成02)年（32〜33歳）──────── †

───1991(平成03)年（33〜34歳）──────── †

• RANKIN TAXI に同行し、スイスの『MONTREUX・JAZZ・FESTIVAL 』に出演
• STEVIE WONDER の秘蔵っ子ボーカリスト"CINDY"全国ツアー 。*18

───1992(平成04)年（34〜35歳）──────── †

• TOKYO COMMUNICATION ART 専門学校のミュージック・インストラクターに就任する。
• 大木トオル 25周年 LIVE HOUSE SPECIAL 全国ツアー*19

───1993(平成05)年（35〜36歳）──────── †

• スラッピング・ベースの元祖 LOUIS JOHNSONとレコーディング・セッション。
• CD 『 THE JAZZ FUNK MASTERS featuring LOUIS JOHNSON / MO BETTER FUNK』Release *20
• ☆ JAZZ FUNK MASTERS feat.LOUIS JOHNSON（試聴可）
• 八ヶ岳・JAZZ・FESTIVAL 出演。 *21

───1994(平成06)年（36〜37歳）──────── †

• 1994年6月 SOOO BAAD REVUE 一夜限りの再結成LIVE を行う。
• 電車で轟（GO）!：Sooo Baad Revue

───1995(平成07)年（37〜38歳）──────── †

• SANDII のサポートで全国ツアー。
• 独自の音楽教育研究機関 NEO MUSIC ARRANGEMENT 開校。

───1996(平成08)年（38〜39歳）──────── †

• 『国府利征 TRIO』　東京都内JAZZ SPOT等でLIVEを行う。*22

• JAZZ meets BLUES @ 六本木 Alfe *23

───1997(平成09)年（39〜40歳）──────── †

• NEW YORK の ゴスペル・コーラス HOLY TRINITY HEVENLY CHOIR と共演。
• 『伊賀 BLUES の乱 Vol.2』*24

───1998(平成10)年（40〜41歳）──────── †

• ☆ 太田裕美 & 西岡恭蔵：クロちゃんを歌う『BANANA SPIRIT』(YouTube)
• ☆ 西岡恭蔵：『WHAT A WONDERFULL WORLD』(YouTube)
• ☆ 山下久美子『THE SUNNY SIDE OF THE STREET』(YouTube)

───1999(平成11)年（41〜42歳）──────── †

───2000(平成12)年（42〜43歳）──────── †

───2001(平成13)年（43〜44歳）──────── †

• 2001年05月26日：音楽生活35周年記念『 WINDS OF ASIAN 2001 』を東京原宿で開催
  参加ミュージシャン13名、述べ8時間に及ぶ記念コンサートで行う。
• WINDS OF ASIA Project (WOAP)が始動 ! 。
  （Produce by WOA Project） *25 *26

───2002(平成14)年（44〜45歳）──────── †

───2003(平成15)年（45〜46歳）──────── †

• 2003年7月 :『 Collaboration with Indian Beat featuring SANDIP BHATTACHARYA @ 新宿 PIT INN 』( Produce by WOA project & 北澤組 ) *27
• ☆ WINDS OF ASIA @ 新宿 PIT INN / YUJIRO WADA 『Wind Chime』 (YouTube)

───2004(平成16)年（46〜47歳）──────── †

• 2004年7月：『 WINDS OF ASIA @ SAMEDAY IN TOKYO 2004』
  （Produce by WOA Project） *28
• ☆ WOA project @ SAMEDAY in TOKYO 2004より
• �� 『アジアの風』(YouTube)
• �� 『SPRING FLOWER』(YouTube)
• ��『MY SECRET HEART』(YouTubu)
• �ぁ�此の糸 ~ 雪の紫』(YouTube)

───2005(平成17)年（47〜48歳）──────── †

───2006(平成18)年（48〜49歳）──────── †

───2007(平成19)年（49〜50歳）──────── †

───2008(平成20)年（50〜51歳）──────── †

───2009(平成21)年（51〜52歳）──────── †

───2010(平成22)年（52〜53歳）──────── †

• 2010年12月：WINDS OF ASIA @ 月ヶ瀬~大和高原 『古から未来』 開催
  （Produce by WOA Project） *29
• 天才ピアニスト「国府輝幸」君のお誘い
• ☆国府利征 in WOA 月ヶ瀬の家 Part 4より『古代紫草』(YouTube)

───2011(平成23)年（53〜54歳）──────── †

• 2011年02月：WINDS OF ASIA Project 公開リハーサル
  (三重県伊賀市 Jazz Spot プラサード)
• 2011年04月：国府利征と関西フォークの重鎮 大塚まさじとのジョイントコンサート『月夜の音楽祭』
  (三重県伊賀市 Old New Cafe ) に WINDS OF ASIA Project 出演。
  地元テレビ局の取材を受け取り上げられる。
  *30

• 2011年05月：WINDS OF ASIA Project 霧島ピース・ギャザリングに出演。
  

• 2011年06月：FM名張『 的場流 伝説のロック！魂のジャズ！ - 天才ピアニスト 国府利征の世界 -』 に 国府利征がトークで生出演 ! 。1時間にわたり WINDS OF ASIA Project の特集番組が放送 ! 。

• 2011年7月：FM名張の番組『 的場流 伝説のロック！魂のジャズ！- 日本のロックを創った巨人たち。- SOOO BAAD REVUE - 』 この特集番組に於いて国府利征をクローズアップ ! 。1時間にわたり放送される。

• 2011年07月 : 国府利征TRIO 琵琶湖『浜大津・JAZZ・FESTIVAL』出演。
  

• 2011年10月 : SUPER 3 結成 ! 初 LIVE。
  

───2012(平成24)年（54〜55歳）──────── †

• 2012年1月 : SUPER 3 RAGTIME 大阪 LIVE !.

• 2012年4月：SUPER 3　三重県名張青年会議所 結成50周年 記念式典から招聘を受け、特別出演。

• 2012年4月 : SUPER 3　大阪 JAZZ ON TOP LIVE !.
  

• 2012年8月19日：" 孤高の天才 ピアニスト 国府利征の世界 ! ! "。 " 国府利征・SUPER ３" は、 『 OKITSUMO・JAZZ・FESTIVAL 』へ出演。＊THE SUPER 3』 *31
• ☆『"THE SUPER ３" @ OKITSUMO JAZZ FESTIVAL 2012.8.19 ( All 5 Tunes ) 』(YouTube)

───2013(平成25)年（55〜56歳）──────── †

• 2013年3月：SUPER 3はグループ名を改め、正式にTHE SUPER 3が結成される。

───2014(平成26)年（56〜57歳）──────── †

───2015(平成27)年（57〜58歳）──────── †

• 2015年6月2日 : にわかに注目され始めたTHE SUPER ３は、 初の東京公演を行い大絶賛される。( 東京・池袋Absolute Blue )
  なをこの時日本唯一のJAZZ新聞であるJAZZ・WORLD紙の取材を受ける。*32
• 2015年11月25日：THE SUPER ３初の大阪公演を行い、大絶賛される。 ( 大阪 梅田Always )
• ☆『THE SUPER ３梅田Always 』から
• ★ (断片映像) ��
• ★ (断片映像) ��
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───2016(平成28)年（58〜59歳）──────── †

• 2016年2月6日：THE SUPER ３の第２回目の東京LIVEでは、OKITSUMO・JAZZ・FESTIVALに端を発する一連のプログラムの集大成を行い、この時点での完成領域に達し大絶賛される。

───2017(平成29)年（59〜60歳）──────── †

───2018(平成30)年（60〜61歳）──────── †

───2019(平成31)年（61〜62歳）──────── †

───2020(平成32)年（62〜63歳）──────── †

───2021(平成33)年（63〜64歳）──────── †

───2022年（64〜65歳）──────── †

───2023年（65〜66歳）──────── †

───2024年（66〜67歳）──────── †

───2025年（67〜68歳）──────── †

───2026年（68〜69歳）──────── †

───2027年（69〜70歳）──────── †

───2028年（70〜71歳）──────── †

───2029年（71〜72歳）──────── †

───2030年（72〜73歳）──────── †

───2031年（73〜74歳）──────── †

───2032年（74〜75歳）──────── †

───2033年（75〜76歳）──────── †

───2034年（76〜77歳）──────── †

───2035年（77〜78歳）──────── †

───2036年（78〜79歳）──────── †

───2037年（79〜80歳）──────── †

───2038年（80〜81歳）──────── †

───2039年（81〜82歳）──────── †

───2040年（82〜83歳）──────── †

───2041年（83〜84歳）──────── †

───2042年（84〜85歳）──────── †

───2043年（85〜86歳）──────── †

───2044年（86〜87歳）──────── †

───2045年（87〜88歳）──────── †

───2046年（88〜89歳）──────── †

───2047年（89〜90歳）──────── †

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【国府利征】( a.k.a 国府輝幸 ) "TOSHIYUKI KOKUBU" こくぶ・としゆき 
  日本のピアニスト、キーボーディスト、作曲家、プロデューサー 。

国府利征 (こくぶ としゆき 1957年10月5日生 大阪府出身 ) は、７０' s 代の日本の音楽シーンを牽引した伝説のバンド ソー・バッド・レビュー"SOOO BAAD REVUE" (1975-77) の、 現在は"WINDS OF ASIA PROJECT"と "THE SUPER 3"を率いる、ジャンルの枠を超えた超個性派のPIANIST / KEYBOADIST / COMPOSER 。日本の音楽シーンに於いて、本質的な次元で重要な功績を残したミュージシャンの一人である。

ジャズ・ミュージシャンの両親を持つ彼は、９歳で彼の父親の故・国府輝明氏よりピアノの手解きとジャズの基本について学び始め、７３' s の１５歳の後半にプロデビュー ! 。その後驚異的なスピードで全国区で頭角を現し、若干１７歳で元YMOの細野晴臣や久保田麻琴と共演を果たしている。その後１９７５.１２月には日本を震撼させることになった SOOO BAAD REVUE を結成 ! 。当時としては珍しいアメリカ L.Aでのレコーディングを行い、華々しく"FHILIPS"より１st アルバムをリリースし、レコードデビューを飾るが、このアルバムはレコード発売と同時に、初回プレスの全てが売り切れてしまうと云うエピソードを残している。だがそのわずか一年後の７７'s にレコード会社の方針との食い違いにより惜しくも解散 ! 。

彼は以後、いわゆるジャンルを超えたセッション・ミュージシャンとしての輝かしい歴史を刻むことになる ! 。先ずは７７' s にこのバンドのドラマーだったBAKER土居と共に結成された"BAKER's SHOP"との活動に於いて、バンド名義のアルバムの他、桑名晴子や大神留利子の音源制作に携わり、"VIVID SOUND", "WARNER PIONEER", "JAPAN RECORD"より計４枚のアルバムをリリースする一方、同じソーバッドのメンバーだったギタリストの山岸潤史、現カシオペアの成瀬善博、ピンククラウドの故・ジョニー吉長らと意気投合し、一時期"SUPER SESSION BAND"を結成 ! 。このグループもLIVE活動の他、他者名義の音源制作にも携わったが、それが PANTA ２nd 「 走れ熱いなら 」、ジョーニー吉長 「 １st ALBUM 」 、山岸潤史 １st 「 REALY 」として"VICTOR"や"KING RECORD"からリリースされている。このスーパー・セッション・バンドは、当時の日本のクロスオーバー・ミュージック ( 現在のフュージョン ) ブームを語る上では欠かせない存在で、BAKER's SHOP共々に先駆的存在となったグループの一つである 。

また８０' s になると、石田長生によって結成された初期の"THE VOICE & RHYTHM"に於いて、全国各地での公演LIVEをすると共に「ボイスればリズムる ! 」を"徳間ジャパン"よりリリース。８４' s には、レゲエの名門で世界的人気リズム・セクションの"SLY & ROBBIE"と共に、ライブ アルバムの音源制作を兼ねた上田正樹全国ツアーに招かれたのをきっかけに東京に進出 ! 。そして９１' s は早くも RANKIN TAXIに同行し、世界３大ジャズ フェスの一つに数えられている、スイスの"MONTREUX・JAZZ・FESTIVAL"への出演、続いてSTEVIE WONDERの秘蔵っ子のボーカリストCINDYとの全国ツアー、９２' s は当時NY在住でミスターイエローブルースとしてアメリカでも有名な、大木トオルの２５周年ライブハウス スペシャル全国ツアー、９３' s には"KING RECORD"より東京でスラッピン・ベースの元祖 LOUIS JHONSONとのセッションを収録した「 MO' FUNK 」をリリースする等々、日本人ミュージシャンとして次々と世界レベルの実績を積み上げていった ! 。

そしてその間を縫うようにして彼名義のリーダー・ライブ等をやり、五十嵐一生、横山達治、アル ジャローのバンドやチキン・シャック等でベースを弾いていた DAREK JACKSON、チャカ・カーン with ルーファスのベーシストBOBBY WATSON、ザ・ヘッド ハンターズのPAUL JACKSON、ジェフ・ローバー フュージョンの著名なドラマー DENNIS BRADFORD、日本を代表するジャズ ドラマーの日野元彦、村上ポンタ秀一、そして言わずと知れた"KING OF THE GROOVE"、１６Beetの父として有名な黒人ドラマー JEMES GADSON 等、主にジャズ系、黒人のファンキー・ソウル系の多くの著名なミュージシャンらと共演を果たし、東京のジャズ・スポットを中心にセッションにつぐセッションを重ねていた ! 。しかし彼はその後、９７' s 頃から心機一転、それまでの疲れを癒しつつ、さらに新しいビジョンの音楽を求めて、独自の理念に基づく研究生活と曲作りと練習に没頭する為、一旦第一線から退いていた。だが今世紀に入った２００１' s ５月２６日、彼の音楽生活35周年を記念して、東京原宿で彼自らの主宰による"WINDS OF ASIA / 2001"（ウィンズ・オブ・エイジア 2001）が開催されたが、これを皮切りに現在の"CONTEMPORARY-JAZZ・FUSION"系の独自路線へと、大きく方向転換 ! 。 そしてこのような流れの中で氏は"WINDS OF ASIA PROJECT"を立ち上げたという。

このプロジェクトでは、新たにN.Yを拠点に活躍していたジャズ ギタリストの和田雄二郎、渡辺香津美が村上ポンタ秀一やジャズ・ピアニストの橋本一子らと共に結成した、"MOBO"のメンバーでもあった黒人ベーシスト GREGG LEE、フリー・ジャズ系のベーシスト不破大輔がリーダーを努める、渋さ知らズ・オーケストラに在籍中の女性パーカッショニストの関根真理らを起用。作品性と即興性を同時に合わせ持ち、ASIAや和のテイストを感じさせ、PROGRESSIVEな要素をも融合させたような優れた CONTEMPORARY-JAZZ系の音楽をやり始めた。そして２００３' s 〜 ２０１１' s の間には、東京、中部、関西、九州のジャズ スポットでのLIVEや、自主イベントの開催、野外コンサート等への出演を始め、FMラジオ局で特集番組の放送や、地元TV局の取材等を受けたりもしている。

その後１１' s 国府利征は、日本を代表するハイパー・テクニカル・ハートフルドラマーの平山惠勇、そして JAZZやCLASSICから現代音楽迄と幅広い音楽性を発揮し、これまで関西を中心に活躍して来た才能ある"超絶技巧派"の若手ベーシストの藤村竜也と共に、"国府利征 SUPER ３"と云うネーミングで活動をやり始めた ! 。そして２０１２年８月にライブ レコーディングが行われた、三重県名張の"OKITSUMO・JAZZ・FESTIVAL"での演奏は、その後のこのバンドのあり方を考える上で、非常に重要な意味を持ち、この時の演奏内容とプログラムに端を発する、その後に繋がる一連の流れが出来上がったと言われている。（ なをこの時に収録された音源のリリースは、今のところなされていない。）そしてそんな状況の中２０１３' s ３月正式に"THE SUPER ３"としてバンド名を改めて活動を開始 ! 。

１５' s ６月２日に行われた初の東京公演、同年１１月２５日に行なわれた初の大阪公演では、何れも詰め掛けた聴衆から大絶賛され、東京公演に於いては、日本ジャズ界唯一のJAZZ新聞であるJAZZ・WORLD紙の取材も受けている。そして２０１６年２月６日の第２回目の東京公演では、この一連の流れの集大成を行い、このチームはサウンドの重層化を図る為、ピアノを含め３台のキーボードを駆使するようになり、特に推定演奏時間３５分に及ぶ組曲風の"新曲#６"を含む全ての楽曲は、この時点での完成領域のサウンドの構築化に成功し、一つの最高頂点を極めたこの日の公演内容も、もちろん聴衆から大絶賛を受けている。

なをTHE SUPER ３は、同じ曲を演奏しても、毎回全く演奏内容が変化すると云うコンセプト上の特徴があるが、ORIGINAL TUNEと共に、STANDARD JAZZのナンバーからPOP TUNE、そしてCLASSIC等のソースを、彼ら独自のオリジナル・ミュージックの次元にまで昇華させ、このバンドの公演LIVEを体験した熱狂的なファンによると、他者には決して真似することの出来ない領域の、まさにジャンルの垣根を超えたスーパーミュージックを生み出す"驚異的な超個性派ユニット"であるという。またこのチームは現在CDアルバム等のリリースを検討していると聞く。

さてソーバッドレビューと云えば、とかく全面に出ていたギタリストの山岸潤史と故・石田長生、またボーカルの故・砂川正和やコメディアン/ボーカルの北京一の話題にスポットが当たりがちだったが、若干17歳だった当時の彼は、細野晴臣や久保田麻琴が絶賛するように、日本で初めてニューオルリンズ・スタイルのブルースピアノを採り入れるなどして、若くして SOOO BAAD REVUE のメンバーの中では、最も先鋭的な要素を持ったアーティストであった。( ＊なをこのことについては、元YMOの細野晴臣著"地平線の階段"に彼についての言及がある ! 。)

一方、国府利征はコンポーザーとしても多くの優れた作品を残しており、SOOO BAAD REVUE の代表作"ソウル地下鉄"は彼の作品であり、BAKER's SHOP 時代には"Moon Fly"を、近年の WINDS OF ASIA PROJECT になってからは"アジアの風"、"Spring Flower"を、そして現代音楽の要素を採り入れた"紫組曲"等があり、THE SUPER ３の為に書き下ろした代表的な楽曲にはこの"# ６"等がある。

ところで一見分かり難いが、彼は世に偉大な功績を残した天才の多くに発現していたといわれるサヴァン症候群に類似する、先天性のPDD ( 高機能性自閉症paradigm ) という一つの"ユニークな個性の持ち主"で、通常の人間とは多少異なる特殊な能力を持つことが、最近明らかとなったようだ ! 。また実際にそんな彼の演奏からほとばしる、"神がかり的・カリスマ性"のような、彼特有のその世界観に触発され影響を受けた、第一線で活躍する日本のミュージシャン達は多い ! 。

彼を知るブレーンの多くや一部の熱狂的なファン達の間では、『 日本の音楽シーンの中に於いて、国府利征こそが最も音と一体化し、その独特なグルーヴ感を持って、黒人のFUNKYやGOSPELやBLUESなどを断トツに肉体化しながらも、黒人音楽などのコピーではない、本物のオリジナリティを確立していた数少ないジャンルの壁を打ち破った"ミクスチャー的天才"の若き才能であって、実は SOOO BAAD REVUE と云うバンド全体の、音楽的エネルギーとエモーションを大きく牽引していた真の立て役者は、当時まだ弱冠１８歳だった国府利征 (a.k.a 国府輝幸) であった ! 。』と語り継がれている ! 。

近年、彼自ら妖怪トリオと豪語する"THE SUPER ３"の活動は前述のように、各地で大絶賛され大変な反響を呼んでいるが、ＣＤアルバムやＤＶＤのリリース実現もそう遠くはないだろう ! 。またコピー文化が蔓延する日本の音楽シーンにおいて、国府利征自身が、彼の持つ多彩な音楽的バックグランドを駆使しながら、日本のキーボード界全体の中で異色の光彩を放ち、一部の人達が認めるように"ミクスチャーの天才"と云われるその所以は未だ変わらない…。

とにかく長きにわたり実に先鋭的で本質的な次元での大きな貢献をしてきた国府利征という日本を代表する"孤高の天才"の更なる前進と飛躍が期待される。

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• ☆ 関西系ミュージシャン｜風に聞け｜